Craft

3Dエンボス・ラッカー製法の舞台裏

By Insigne Art DesignJune 4, 20261 min read
3Dエンボス・ラッカー製法の舞台裏

多くのウォールアートは、ただ眺めるものです。私たちの3Dエンボス・ラッカー作品は、触れて感じられるものです。表面に手を滑らせると、作品が手のひらに向かって立ち上がってきます — 浮き上がった筆致、重なり合うテクスチャー、そして深く、ガラスのような艶。一点一点がどのように生まれるのかをご紹介します。

「3Dエンボス・ラッカー」が本当に意味すること

それは二つの技法の組み合わせです。エンボス加工は作品を物理的なレリーフとして盛り上げ、見る人が動くにつれて光と影が表面を移ろいます。ラッカーはそのレリーフを高光沢で鏡のように深い仕上げで封じ込め、色をより豊かに、輪郭をより鋭く見せます。両者が一体となって、平らな画像を触感のある立体物へと変えるのです。

工程を、層ごとに

  1. デザインのマッピング。 作品のどの部分を盛り上げるかを決めます — たてがみ、波、金の装飾 — レリーフが構図に逆らうのではなく、構図に寄り添うように。
  2. レリーフの構築。 素材を何度も重ねて塗り、その一回ごとに高さと立体感を加えていきます。これが時間のかかる工程であり、作品に手仕事ならではの奥行きを与えるのです。
  3. 色彩 & ディテール。 顔料とメタリックなアクセント(多くは本物の金箔の色合い)を、盛り上がった表面に施します。
  4. ラッカーの注ぎ込み。 高光沢のトップコートを全体に硬化させ、テクスチャーを封じ込めると同時に、あの濡れたような、光を捉える仕上がりを生み出します。

なぜ少数限定で制作されるのか

一点一点が手で築き上げられるため、まったく同じものは二つとありません — そしてそれこそが本質です。品質を一定に、レリーフを鮮明に保つため、少数のロットで制作しています。平面印刷より時間はかかりますが、真の存在感を備えたアートを生み出す唯一の方法なのです。

長く愛されるために

ラッカー仕上げは見た目のためだけではありません。レリーフを埃や色あせから守り、柔らかな湿らせた布でさっと拭き取れ、その艶を何年も保ちます。付属のスチール製フローターに取り付けると、作品は壁からわずかに浮き出します — そのテクスチャーと、それが落とす影の両方が、アートの一部となるのです。

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